IVが低下してきた時はベガショートが有効

ベガショート

日銀政策会合を通過し、10月SQを通過したことで、

IVが急速に低下してきました。

 

2015-10-11_230444

 

 

月初に雇用統計があり、指標から今月は

アメリカは利上げしないということがほぼ決定的となっています。


私はこのタイミングでIVが低下するかと考えていましたが、
雇用統計では低下が始まらず、
先週の日銀会合、そして10月SQという2つのイベントを過ごしたことで、
ようやくIVが低下の局面に差し掛かっていると言えそうです。

これからの順当な流れとしては、
IVが緩やかに低下していきやすい環境になってきました。


そこでIVが低下するのに利益が出るポジションと言えば、ベガショートの戦略ですよね。

ベガをマイナスにしておくと、IV低下を利益にすることが出来ます。


代表的な戦略はリバースカレンダースプレッドですね。
期近を買って、期先を売るカレンダー系戦略です。

 


この戦略を有効に使うことでベガショートを組みやすくすることが出来ます。


ですが単純なリバースカレンダーを組んでも、問題点がいくつかあります。

まずは期先のオプションを使うので、流動性の問題があります。

第1限月と第2限月なら約定が出来ても、
第2限月と第3限月になるとタイミングも重要になってきます。

 


また、ベガショートのリバースカレンダーだからと言って、
IV低下がそのまま利益になるわけじゃありません。

 

もちろん期近が高すぎたり、期近IVだけが低下して期先IVに変化がないと、
いくらベガショートと言っても損失になります。

 

このあたりは養成塾の中で強調しているパートです。

 

 


期近が盛りすぎている状態でリバースカレンダーは避けたほうが良いと言えます。

なので緩やかにIVが低下しはじめではなく、
ゆっくりとIVが低下する最中にエントリーするのが良いと言えます。

頭と尾っぽはくれてやれ、ですね。

 

 

落ちてくるナイフを果敢に攻めるような戦い方というよりは、
だんだん不確定要素が取り除かれていくさなかに組む方が良いと言えます。

 

 


そして最大の問題点。

それはリバースカレンダースプレッドは損失無限大になります。

一番のリスクがこの損失無限大になる可能性です。

 

 

見た目はポジティブガンマなので、
相場がこう着するときには
・IV低下
・セータによる減価

この2つが相反する効果で、
お互いに利益を潰しあいますが
IV低下の方が強ければリバカレは利益になります。

 

ただ相場がこう着するということはほとんどなくて、
もみ合いながら結果としては同じ場所にいても、
その最中にはある程度上下するものです。

 

IVが低下したといっても30ポイントもあるときには、まだまだ高値圏ですしね。

 

このセータによる減価はリスクとして引き受けたとしても、
IV高騰により損失が計り知れないというところに、

一番のリバカレの問題点が潜んでいます。

 

それ以外は何とかなります。

 

 


つまりこのIV高騰をなんとかすれば、
かなりの部分のリスクが潰せることが分かります。


もちろんリスクが全くなくなってしまったら利益は出ないので、
リスクを引き受ける必要はあります。

 

それでも想定できるリスクを潰せればトレードしやすくなることは確かです。

 


ぜひこのリスクを潰す方法を考えてみてください。

 

 

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